ベトナム戦争映画紹介

ベトナム戦争を体験することも出来なければ、同じ時代に生活もした事も無く、ベ平連も知らない(五十代の人を除く)
従軍経験も無い、(一部の人には有りますが) 人種差別も無い、自由を奪われ重い荷物を持って何十キロも歩いて虫に喰われながら泥の中で眠る事も無い、ましてアメリカ人でもベトナム人でもない。
そんな我々がベトナム戦争を演じるにあたって、擬似体験できる一つの世界が映画ではないでしょうか?私もこれらの映画を見てなければナム戦装備は始めて無いと思います。 良い映画あったよ!とかこの映画を乗せないで何がベトナムか!とか俺のレビューも乗せろ等の
ご 意見があれば気軽に送って下さい 。
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ジャケット

監督、キャスト

私見
Ho Chi Minh is DEAD!
-ホー・チ・ミンの死-


監督
不惑 悠

出演
ベトベトした人達

ベトベトしま戦か?映像化第2弾。
ホー・チ・ミンの死をきっかけに一大攻勢をかける米越合同軍。
交錯する裏切りとその裏に隠された悲劇。
包囲された仲間を救うべく立ち上がる兵士達
感動のラストシーンは涙でスクリーンが見えません。
アメリカに亡命した元農民の手記をもとに不惑悠が描くベトナム戦争アクション虚編!
ベトベトしま戦か?第8戦 ベトベトseason8 
   ‐国を越えた友情‐


監督
不惑 悠

出演
ベトベトした人達
話題のナム戦ヒストリカルイベント『ベトベトしま戦か?』第8戦を収録した
似非ドキュメンタリー映画。
コンツム省サ・ワラ地区の通称“ベトベトエリア”で繰り広げられる激戦。
陥落したキャンプサボイを奪還し、捕虜となったチ大佐を救出すべく奮戦する米軍。
米軍と南べ軍の国を越えた友情を描いた心温まる作品です。
戦場からの脱出 戦場からの脱出


監督
ベルナー・ヘルツォーク

出演
クリスチャン・ベール
ジェレミー・デイビス
クリスチャン・ベールがナム戦映画を制作中と言っていたのに日本未公開でがっかりした作品が
やっとDVDで発売されました。北爆中に撃墜されラオス山中で囚われの身となった海軍パイロットの話。
正直、あまりベトナム映画という感じではなく、いつランボーが助けに来るのかを期待してしまう映画。見どころは『マニシスト』でもみせたベールの体重増減っぷりは見事です。
ラスト10分は感動的ですのでラストの為に観たほうがよい映画です。
フィアーズ・オブ・ウォー

監督
シドニー・J・フュ―リー

出演
キャスパー・ヴァン・ディーン
ロン・プロルックス
アミン・バッティア

上野駅の格安DVD即売店で500円で購入しました。パッと見は『スターシップトゥルーパーズ』のキャスパー・ヴァン・ディーンを起用しただけのB級ベトナム映画と思われますが、意外と面白いです。ベトナム戦争時に起こった事件により疎遠になっていた元隊員達がドキュメンタリー番組制作の為にベトナムを訪れ、過去の事件の真相を思い出していくストーリーです。
現在のベトナムとベトナム戦争時のベトナムとの比較が描かれておりお勧め作品です。
コウノトリの歌

監督
ジョナサン・フー
グエン・ファン・クアン・ビン

出演
ドー・ハイ・イエン
クアン・ハイ
ファム・ジア・チー・バオ

映画史上初のベトナム・シンガポール合作のベトナム戦争映画。
北ベトナム軍に軍事カメラマンとして従軍した青年の目を通してベトナム戦争を描いています。
ベトナム戦争映画は米軍からの視点の作品がほとんどですが、本作品はベトナム人側から見た作品ベトナム戦争映画として大変興味深い内容です。

天と地 天と地

監督
オリヴァー・ストーン

出演
ヘップ・ティー・リー
ハイン・S・ニョール
トミー・リー・ジョーンズ
歴史に翻弄されながらも強く生きる女性の半生を描いた物語。…なんて言葉では言い表せない素晴らしい作品です。
ベトナム戦争をキーとしながらも自分の家族や人生について深く考えさせられます。ベトナム国民の国民性が描かれていますので、ベトナム戦争を学ぶ上で一番に見たほうが良いかも知れません。作中に仏教用語でカルマと言う言葉が何度も出てきますが、何の因果かベトナム戦争に興味を持ち(動機はどうあれ)軍装や歴史を勉強する私達ナム戦ファンは何かベトナムへ通ずるカルマを持っているのかも知れません。
ヤングソルジャー ヤングソルジャー
米海兵隊員/青春の記録

監督
シドニー・J・フュ−リー

出演
スタン・ショウ
スコット・ハイランズ
R・リー・アーメイ
グエン・ドワ・キ殿よりビデオを頂きました。

制作ゴールデンハーベスト社、制作総指揮レイモンド・チョウと言う事で、ハチャメチャかと思っていたのですが、面白いです!海兵隊に志願した若者達か戦場で様々な事を学んで行く作品、主人公の黒人の歌の上手さには脱帽します。ナム戦映画にありがちな悲壮感がないのがさすが米・香港合作といった所でしょうか。
ちなみにハートマン軍曹(リー・アーメイ)の銀幕デビュー作品です。

DVD化されていません
フォレストガンプ フォレスト・ガンプ
〜一期一会〜


監督
ロバート・ゼメキス

出演
トム・ハンクス
サリー・フィールド
ゲイリー・シニーズ
甘NATOさんよりレビューを頂きました。

アカデミー賞を受賞し、再上映までされた作品。皆さんご存知の人間ドラマです。お目当てのベトナム戦争シーンは15分ぐらいしかないのですが、CGで作成された曳光弾やナパームの爆発は迫力があります。恐らく初めてベトナム戦争シーンをCG効果を使って再現した映画と言えます。特にベースキャンプの向こう側をヒューイが群れを成すように飛んでいくシーンは圧巻です。(これもCGですが・・・(汗))
7月4日に生まれて 7月4日に生まれて

監督
オリバー・ストーン

出演
トム・クルーズ
ウィレム・デフォー
エド・ローター
トム・ベレンジャー
キラ・セジウィック
甘NATOさんよりレビューを頂きました。

ベトナム帰還兵の苦悩や栄光を描いた作品で「プラトーン2」と言っても過言ではないでしょう。 ベトナム帰還兵に対する帰国後の酷い仕打ちや迫害が身にしみて理解できて、いかにベトナム戦争が他の戦争と違って人気が無く、それによる兵士に対する人々の待遇が正反対な戦争だったことが解かります。 装備に関しては主人公は海兵隊でベトナム戦争映画では珍しくM14を装備しています。ちなみにこの作品ではM14のフルオート射撃が観れますので、M14ファン(?)の方にはお勧めです!ベトナム戦争を経験した人々にとっての本物の戦場は別にあったということが実感できる一つです。
カジュアリティーズ カジュアリティーズ

監督
ブライアン・デ・パルマ

出演
マイケル・J・フォックス
ショーン・ペン

直訳すると『死傷者』と言う思い切りの良い題名。
ですが、死傷者になるのはベトナム人の罪も無い女の子ですから。そんなに戦闘シーンは無く主題となるのは、ショーン・ペンの苛めっぷり、恐ろしい悪人ヅラでチビッコ・J・フォックスを苛めます。さすがマドンナをイスに縛って責めぬいた性癖の持ち主、ドSです。この時点で『アイ・アム・サム』 の名演技を予想した人はいなかったでしょう。観終わった後に気分が悪くなるのは、さすがブライアン・デ・パルマですね。
ヴェトナム・ア・テレビジョン Vietnam
A television history
#1〜#7


制作
リチャード・エリソン

監修
ローレンス・ リッチー
1930年のフランス統治時代から1975年のサイゴン陥落までを修めた記録映画。全7巻トータル12時間17分…と言う異常な長さですが戦闘シーンのみならず、当時のゴ・ディン・ジェム大統領やバオ・ダイ皇帝の映像や当時の事をファン・ヴァン・ドン元首相や元駐南ベトナム大使へインタビューするシーン、又さきの選挙で敗れたケリー上院議員もケリー中佐として登場する等貴重なシーン多数あり。長いですが全部見ればベトナム戦争の歴史はバッチリです。

DVD化されていません
アンダーソン・プラトーン アンダーソン・プラトーン

監督
ピエール・ショーンドルフェール

撮影
ドミニク・マーリン
音楽
ポール・スコリッチ
第40回アカデミー賞 ドキュメンタリー長編賞受賞作品
フランス国営放送が制作したドキュメンタリー作品。アンダーソン中尉の率いる小隊に密着して制作した物。ドキュメンタリーなので、ストーリーは無いがプレーボーイを読んで喜んだり、仲間の死に悲しんだり、兵士達の素の顔が見れる作品。記録映画的なものは、他にもあるが編集が上手くダレずに見ることができる(字幕もあるしw)。アンダーソンと言っても『グッドラック・サイゴン』とは無関係。

DVD化されていません
ベトナム・ストーリー ベトナム・ストーリー

監督
リック・キング
マイケル・トシユキ・ウノ


出演
ティム・ディギー
バイロン・サムズ
ステイシー・エドワーズ
下記作品のシリーズ第2弾。こちらは四作品が収録されています。一話目の特殊部隊のハーツ&マインドを絵に描いたような話と三話目の気の強い看護婦さんの話は面白いです。DVD化は当然されていませんし、この先もされる事は無いでしょうから、お近くのビデオ屋さんや中古ビデオ販売で見かけたら是非入手して下さい。

DVD化されていません
泥まみれの戦場 泥塗れの戦場

監督
ケヴィン・フックス
レイ・ダントン
ジョーグ・S・ブラウン

出演
デヴィッド・ハリス
トニー・ベッカー
ニコラス・カスコー

HBOが制作した短編ドラマシリーズ。「外出」「地雷」「故郷」の三作品からなる。他のナム戦映画にも出演する知ってる顔もチラホラ見える。戦争映画と言うよりもベトナム戦争を題材としたドラマと言った感じだが、傷病軍人を題材にした「故郷」は泣けます。昔上野にいた人達もそんな思いをしてたのだな、と思い出しました。お薦めです。
この後『ベトナム・ストーリー』『ベトナム・ウォー・ストーリー』とシリーズ化されました。

DVD化されていません
シルミド シルミド

監督
カン・ウソク

出演
ソル・ギョング
アン・ソンギ
ホ・ジュノ
チョン・ジョエン
忠誠!
金日成を暗殺する為に作られた大韓民国第684特殊部隊の誕生から終焉までを映画化。久々に映画見て感動しました、大変せつなく、哀しい映画です。国家とは戦争とは何かと言う事を深く考えさせられます
ナム戦とは関係なさそうですが時期的にナム戦まっさかりの時期でもあり発端となった青瓦台事件の犯人はあの三島軍曹の部隊が追跡したそうです。
忠誠!
84チャーリー・モピック 84チャーリー・モピック

監督
パトリック・ダンカン

出演
リチャード・ブルックス
バイロン・テームズ
クリストファー・バガード

SSGAの植田(兄)様よりビデオを頂きました。

173空挺旅団のLRRPに密着取材する映画撮影班の話
全編ドキュメンタリーのような形で撮影されており、まさにウンコがカサカサになるような作品。戦闘シーンはありますが敵は1人も出てきません。しかしブービートラップの発見方法や、川での水の補給方法等ナム者には学ぶべき点が盛り沢山です。一般公開したらしいですが果たして興行成績的にどうだったんでしょうか(笑)

DVD化されていません

ディア・アメリカ ディア・アメリカ
戦場からの手紙

監督
ビル・コーチュリー
出演
ロバート・デニーロ
トム・ベレンジャー
J・ケネキャンベル
T−60さんからレビューを頂きました。

実在していた米兵(戦死者含む)の家族に宛てた手紙を、役者が朗読してます。 装備品やワッペン、銃等結構鮮明に写って、参考資料には、ちょうど良いかと。 なにせ、元々ニュ―ス・フィルムを編集した物なので、信頼度は高いです。

DVD化されていません
プラトーン

プラトーン

監督
オリバー・ストーン

出演
チャーリー・シーン
トム・べレンジャー
ウィレアム・デフォー


NAM戦映画の全日本プロレスともいうべき王道作品。ストーリー的にはバーンズとエリアスの確執にまきこまれる主人公と言った感じですが、セリフや雰囲気等からNAM戦を感じ取って下さいARVNパックやYサスペンダー等、軍事アドバイザーが監修した割りに装備品の変な点とかありますが、あまり気にせず何回も観る事をお奨めします。エリアス達がたむろするバンカーが出てきますが格好良い!この映画を見てないなんて言い訳はいいわけねぇ(byオニール)
同名小説もお奨め。 ちなみにチャーリー・シーンは地獄の黙示禄の撮影の際一緒にフィリピンで過ごしていたそうです。後にオリバー・ストーンのベトナム三部作と言われる作品の一作目です。
フル・メタル・ジャケット フルメタルジャケット

監督
スタンリー・キューブリック

出演
マシュー・モーディン
リー・アーメイ
アダム・ボールドウィン
プラトーンがARMYならこちらはマリンコです。この映画はセリフが大変勉強になります。装備がARMYなのは気にしないように…ハートマン軍曹の精神的に追い詰めるようなマシンガントークが素晴らしいです。300回くらい見て全員のセリフを覚えるべし!当サイトの名前の由来もこの映画からです。ちなみにキューブリックの飛行機嫌いのためこの映画は、全編イギリスで撮影されたそうです。音楽の使い方がさすがキューブッリクと言う感じですね。ラストのミッキーマウスマーチを唄いながらの行進シーンが最高です。こちらも小説が出てますのでお薦めします。
ハンバーガー・ヒル ハンバーガーヒル

監督
ジョン・アービン

出演
アンソニ・.バリル
マイケル・P・バードマン
ドン・チードル
『プラトーン』『FMJ』と合わせて「ベトナム戦争三部作」と言われる作品です。
とりあえずこの3本だけは必ず観て下さい。戦闘シーンに関してはNAM戦映画で一番だと思います。サイドストーリーとか殆ど無し!潔い映画です。ただ登って転がり落ちてまた登るだけの映画まさにクソ地獄。「あの丘を何の為に占領するんですか?」「駐車場を作るのさ」 このセリフに象徴されるように目的も何も無く上官に尋ねても上官も目的を知らない、泥塗れになっても、何人死んでも、山に登るだけそれ以上でもそれ以下でも無い一兵卒には、そんな戦争だったんでしょうね。
グリン・ベレー グリーンベレー

監督
ジョン・ウェイン

出演
ジョン・ウェイン
デビット・ジャンセン
1968年制作のアメリカ側から見たベトナム戦争、又は戦意高揚映画。ストーリ的にはいかに北ベトナム政府軍が汚くアメリカが素晴らしいかと言う内容。ガバメントの事をジョン・ウェイン・ライフルと言うのはこの映画からだそうです。後半は西部劇+スパイ大作戦みたいなノリで突き進んで行ます。グリーンベレーの本来のお仕事であるハーツ&マインドが描かれてますのでCIDGなどベトナム人が沢山出てくるので萌えますw
地獄の黙示録 地獄の黙示禄

監督
フランシス・コッポラ

出演
マーロン・ブランド
ロバート・デュバル
マーティン・シーン

最初に観たのは小学生の時で寝てしまいました…暗くて長いです。しかし、それこそコッポラの描きたかったベトナムなのではないでしょうか?キルゴア中佐とカーツ大佐の対比が考えさせられます。(どっちもキ○ガイ)完全盤のほうが話的にまとまってます。まぁあまり深く考えずに前半のワーグナー垂流し村襲撃シーンと中盤のプレイガールの慰問ショーのシーンだけは、観るべき!後半に出てくるぶら下がった死体は本物と言う噂があります…ちなみにカーツ大佐は後のゴッドファーザーです。
2004.7 マーロン・ブランド氏は永眠されました。
合掌

グッド・モーニング・ベトナム グッドモーニング
・ベトナム


監督
バリー・レビンソン

出演
ロビン・ウィリアムス
フォレスト・ウィーテーカー
クロンナウアは実在の人物ですがストーリがフィクションかは不明。ギャグが解かりにくいので、それを調べると60年代後半からのアメリカのカルチャーが解かるようになります。『サウスパーク』や『ボーリングフォーコロンバイン』にも通じる物があります。個人的な見どころとして ツァンの妹がとても可愛いです。戦闘シーンはほとんど有りませんがNAM戦時の雰囲気や当時のベトナム人の考え方を感じる事が出来ますので、大変お勧めです。
ベトナム戦争を勉強してから見ると悲しくなる作品。
US・プラトーン U.S.プラトーン

監督
テリー・ジョージ

出演
ビル・パクストン
エイミー・マディガン
ヴィヴィアン・ウー
こちらも実在の人物。原作本も出てます(まだ読んでませんが…)プラトーンのパチ物みたいな邦題で見る気を失わせますが、大変良い映画です。南ベトナムのヤル気の無さと「英雄色を好む」を地で行く(趣味はどうあれ)主人公が素敵です。『グッドモーニングベトナム』の後で観るとクロンナウアがいかに素晴らしい人物かが解かります。
キリング・フィールド キリングフィールド

監督
ローランド.ジョフィー

出演
サム・ウォーターソン
ハイン・S・ニョ-ル
ベトナム戦争ではないですが同時期にカンボジアで行われていたポルポト派の内戦(一ノ瀬泰造が取材してたのはコッチ)の話。戦争映画って基本的に偽善者的な映画が多いですが、本当に裏側を描いている作品だと思います。骸骨の沼のシーンはどんな恐怖映画よりも怖いです。ちなみにブラン役の人は96年に暗殺されました。恐るべしクメール・ルージュ…(クメール・ルージュの犯行では無く単なる物取りだったそうです。)
戦争の犬達 戦争の犬達

監督
ジョン・アービン

出演
クリストファー・ウォーケン
トム・べレンジャー

ベトナム戦争とは全く関係ありませんが、
クリストファー・.ウォーケンが格好良いので勘弁してください。ダンディーなバーンズ(トム・べレンジャー)も出てきます。1980年代の傭兵の話なのですが本当にこんな風にして武器集めるのかなーと思いながら観てました。ところでこの人達の装備は何ですかね?解かる方いたら教えて下さい。
ワンス&フォーエバー ワンス&フォーエバー

監督
ランダル・ウォレス

出演
メル・ギブソン
グレッグ・キニア
マデリーン・ストーン
米軍が初めて北ベトナム正規軍と戦った、イアン・ドラン渓谷での戦いを描いた作品。軍曹のじいさんが格好良いだけで特に面白み無し、全体的に話を詰め込みすぎて解かりにくい。残された家族の話だけで膨らませた方が面白いんじゃないかと思いました。黒人の奥さんが訃報を受け取るシーンは泣ける。けど本当にあんな風にタクシーで来たのでしょうか?
ディア・ハンター ディアハンター

監督
マイケル・チミノ

出演
ロバート・デニーロ
クリストファー・ウォーケン
ジョン・サベージ
ベトナム戦争に徴兵される三人の若者の話、戦闘シーンは一瞬ですが、ロシアンルーレットのシーンは必見。やはりあんな風にして殺された人が沢山いたんでしょう、パイロットなんかはハノイ市内を行進させられて石投げられたりしてますから。今でもPOWのまま生きてる人とかいるんでしょうか。でも北も南も戦争が終わってからの兵士だった人間の生活は大変だったそうです。ちなみにクリストファー・ウォーケン『パルプフィクション』にベトナム帰還兵役でチラッと出てきます。
地雷を踏んだらサヨウナラ 地雷を踏んだらサヨウナラ

監督
五十嵐匠

出演
浅野忠信
ベトナム戦争と言うよりもカンボジア内戦をメインに取材した戦場カメラマン 一ノ瀬泰造の話。映画だとやたら子供が爆死してお涙頂戴になっているが、一ノ瀬泰造の書いた同名小説の方が面白い。アンコールワットには行ってみたいと思わせる作品 。ちなみに地雷を踏んで死ぬのはロバート・キャパです。一ノ瀬泰造は行方不明のまま1982年にシェンムリアップから14km離れたプラダック村で両親によって死亡が確認されました。間違えないように。
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